2016年09月12日

また一人・・・逝った・・・

平成28年9月8日朝
近所の若旦那が天国に召された・・・
49歳だった・・・

2年ほど前から食道癌と闘ってきたのだが力尽きた・・・

毎晩、午後10時が過ぎると我が家の前を車で駆け上がっていた
その人その人の運転方法でエンジン音は違ってくる

だから彼が帰って来るとすぐに分かった我輩
お〜今ご帰宅か・・・毎晩遅くまで仕事大変だな
と、いつもそう思って感心していた・・・

実家がその町では結構有名なお寿司屋さんで
そこの板前さんをしていた

気が付けば、しばらくエンジン音を聞いていなかったので
車替えたのかな・・・どうしたんだろうと気になっていたのだが
ある日、その家の玄関前に年配のおじさんが立っていて
誰だろう・・・と、その顔をよく見ると若旦那だった・・・

やせ細り、顔つきがまったく別人になっていたのだ

話しを聞くと、食道癌で入院していたということだった

それからしばらくはリハビリなどをしながら
家でゆっくりくつろいでいたのだが・・・

今月8日のお昼頃
若旦那の家の前に軽ワゴン車が1台停まった・・・

我輩は温室から降りてきたところだったのだが
その運転手・・・車を降りて若旦那の家の玄関に向かって
両手を合わせたのだ・・・

何かしら胸騒ぎが起きた我輩・・・
そういえば、前夜もその朝も、奥さんの車が駐車場になかった
そして、その夜も帰って来なかった・・・

予感は的中していた
ついに帰らぬ人となってしまってた・・・

若旦那と最後に会ったのは
初めて飼ったという可愛い犬を連れて散歩している時だった

リハビリ頑張ってますよ・・・と
しばらく立ち話したのが、ついこの前のような気がする

イケメンで気さくな人だったな・・・

9日に荷物を取りに来た奥さんとバッタリ会い
「ダメだった・・・」
と声を震わせて話してくれる姿が痛ましかった

9日が本通夜で、10日がお葬式だと奥さんに聞かされたのだが
10日は天草の牛深へ移動しなければならなかったので
お通夜にだけ出席させてもらった・・・

棺の上には、板さんが使う白い上着と前掛けがかけられていた・・・

棺の中の顔はとても穏やかで、今にも目を開けて
こんにちは・・・と、話しかけてきそうな気がしたね・・・

癌と闘う前の、昔見た優しい顔だった・・・

こんな老いぼれがいつまでも生きて、若い者が先に逝く・・・

やり切れんね・・・

人はいつかは死ぬる・・・
それがその人の運命だということはわかっているのだが
こんな若さで、まだ子供たちの結婚式の姿
孫の姿も見ないうちに、かかりたくない病気で逝かされるなんて
人生ってなんという過酷なもんなんやろうね・・・

運命という2文字では済ませたくないね・・・

心よりご冥福を祈ります・・・



















posted by youan at 22:25| Comment(0) | 花咲か爺さん旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする